こんにちは。院長の高橋です。
今日は、お客様から質問の多いドーゼについて、説明いたします。
ドーゼとは、刺激量のことで、マッサージや指圧を受ける際の力加減のことです。
よくお客様から「痛いくらいに揉まないと効かない」や「痛いけど後がすっきりするから強くやってほしい」といったお話を聞きます。
刺激量(ドーゼ)に関しては、セラピストや治療理論によっていろんな考え方があり、一概にどれが正しいとは言えません。
ここでは、高橋はりきゅうマッサージで考える刺激量(ドーゼ)の見解を申し上げます。
結論から言ってしまうと、治療院などで受けるマッサージなどについては、ドーゼは低刺激(マイルド)が良いです。
低刺激が良い理由は次の通りです。
①施術事故のリスクが低い
刺激が強いと、筋損傷などのリスクが上がります。場合によっては、骨折などの施術事故につながることがあります。
②揉み返しが起こりにくい
揉み過ぎで、施術を受けている間は気持ちよかったが、次の日になって筋肉痛のような症状が出ることがあります。こんな症状を揉み返しと呼んでいます。揉み返しが出るということは、その人にとっては、刺激が強すぎると考えられます。
よくあるお客様の誤解で「痛いくらいにもまないと効かない」ということは決してありません。治療院で受けるマッサージは、心地よい刺激でうたた寝してしまうくらいの刺激がベターです。うたた寝状態の時は、心身ともにリラックスし、復元力(自然治癒力)が高まっている状態です。
以上のことから、リラクゼーションという観点では、やはり低刺激をお勧めします。
ただし、マッサージをお受けになる方の刺激量の好みもあります。
強い刺激で満足されるお客様の場合は、それはそれで、お客様の嗜好で結構だと思います。
最後はお客様とセラピストが十分なコミュニケーションを取りながら、刺激量を調節していくことが良いでしょう。
これらは、治療院で受けるマッサージの場合の刺激量です。
次に、競技スポーツの試合前に行うマッサージなどでは、ケースが違います。特に瞬発力を必要とするようなスポーツにおいては、少し強めの刺激で筋肉を興奮させ、最大筋力を発揮させるようにします。
よくお相撲さんが、取組寸前に自分の顔をや胸、足をパンパンと叩くことがありますが、それも筋肉に刺激を与え、興奮させ、戦闘モードに入る行動です。
まとめ
☆ドーゼ(刺激量)は、治療院などリラクゼーション目的の場合は、低刺激(マイルド)で、うたた寝してしまうくらいの心地よい刺激がベター。
ただし、お客様の嗜好によっては、ある程度の強い刺激でも良い。
いずれにしても、お客様とセラピストは十分なコミュニケーションを取り、お客様に最適な刺激量を決める。
☆競技スポーツにおいて、瞬発力を要する場合、筋肉を興奮させ戦闘モードに入る為に、強刺激でマッサージを行うこともある。
ご参考になったでしょうか。